事故物件買取の際に必要な手続きや書類は?

事故物件買取の際に必要な手続きや書類は?

通常の物件であれば売却をしたいときに仲介業者を利用して、できるだけ高値で売却するようなケースが多いです。
ただ事故物件の場合は殺人や自殺などが原因で、誰かが住宅の中で亡くなっているようなことになりますから、そうなると買ってくれる人を見つけるのがとても難しいような特徴があります。
事故物件の場合は買取のサービスを利用することが多くなりますし、専門的に対応してくれるところに問い合わせをすれば簡単に手続きを開始することが可能です。
最初に簡易査定をすることになるはずなので、大体の事故物件の価値をチェックすることができます。
その後に現地調査をして最終的な買取金額を決めることになりますから、その金額に納得をした段階で契約を締結することになるはずです。
移転登記などをおこなうことになりますし、基本的には移転登記をする日に事故物件の引き渡しをすることになります。
必要書類なども発生しますが、その点についても適切にサポートを受けることができるので不安になる必要はないです。

事故物件の売却法とは、売るコツをご紹介します

事故物件と言うと、過去に何かの事件が起きたいわくつきの物件のことで、賃貸の場合には、「安く借りられるから」と、あえて事故物件に住む方や、事故物件に住んでみた感想をネットに上げることで収益を測るというようなユーチューバーもいます。
ですが、賃貸物件ではなく、一軒家や購入マンションの場合に、そのような物件でも売却できるのかと疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそのような物件の売却法をご紹介しますので、ぜひ今後の参考にされてみてください。
まず、人が亡くなった物件をすべて「事故物件」と思っている方もいらっしゃるはずですが、病死や自然死はこれに該当しません。
そのため、この二つの理由で亡くなった場合には告知義務はないのです。
そして実際に事件が起きてしまった物件の場合には、そのような物件でも売却のお手伝いをしてくれる不動産会社はあるので相談されてみてください。
ただし、「売りたいから」という理由で事件が起きたことを隠すのは、法律に抵触する可能性もあるのでやめましょう。

著者:飯島春美

筆者プロフィール

福岡県福岡市生まれ。
所有していた事故物件を今年売却。
自分の体験を基に事故物件の売却についてコラムを書きました。